これぞ醍醐味!真打・入船亭扇好さん登場!
雨の予報はどこへやら、暑いほどに晴れ上がった美しい午後、夏前最後のみぎわ亭寄席が行われました。
演ずるはみぎわ亭の立役者、真打、入船亭扇好師匠!
いやー、よかったです!!
演目は「唖の釣」そして「紺屋高尾」。
落語の人気者、与太郎の抜け加減と計算が、扇好師匠の洒脱な、しかし愛情あふれる描写で語られ、ほのぼのと浮かび上がってきます。
絶妙の切り替え、テンポの良さで、観客一同大笑い。初めていらしたお客様も、体をゆすって笑っていらっしゃいました。
かと思えば、花魁高尾の色っぽいこと、高尾に向ける久蔵の想いのいじらしいこと。つい、心動かされ、ほろりとしてしまいます。
来場されたお客様のすべてが、「来てよかった!」と大満足。
落語の醍醐味を味わったひとときでした。
たった2時間の、週末の一コマ。
でも、なんて中身の濃い、気持ちを明るくさせる時間だったんでしょう。
落語に興味をお持ちの皆様、どうぞこの素晴らしさを体験しにいらしてください。
今年はあと1回、10月27日の二つ目会が予定されています。
お目にかかれるのを楽しみにしています!