初秋のみぎわ亭 ご来場御礼

こみちさんの熱演に、思わず身を乗り出すお客様
10月27日の柳亭こみちさん、三遊亭歌太郎さんのジョイント寄席。
2010年に続いて、2度目の揃い踏みとなりましたが、その芸域の急速な開花ぷりに、かねてからのお客様はびっくり、大感激、初来場のお客様も大喜びでした。
今回は
・都都逸親子
・粗忽の釘
・やかん
・小間物屋政談
の4本立て。こみちさんの豊かで小気味よい語り口は今日も絶好調。東京からお越しくださったファンの方多数も大満足でした。
このところ進境著しい歌太郎さん、ほぼ3か月ごとに拝見していますが、毎回どんどん脱皮して、芸が磨かれている感じ。
伸び盛りって、こういうときのこというんですね。
以前いらしたお客様も、ぜひもう一度いらして、その成長ぶりを確かめてくださいね!
日が落ちるのが早くなり、お帰り時には薄暮がたちこめていましたが、
お客様の心は落語であたたまり、みなさん笑顔でみぎわ亭をあとにされました。
ことばひとつで、こんなに人を幸せにできるすばらしい芸術、落語。
日本人がこんな洒落たものを、ずっと大切にしてきたのって、なんだか誇らしい感じがします。
寄席初体験の方も、ぜひ一度のぞきにいらしてください。
面倒な儀礼は一切なし!
次回は11月25日(日)午後3時から、歌太郎さんの先輩である真打、入船亭扇好さんが登場!
辰年さいごの席を送竜寄席と銘打ち、粋なお楽しみの時間を持ちます。
お待ちしています!